公開:2023.03.24 06:21 ｜ 更新: 2023.03.24 09:21
webマーケティングにTwitterは必須？特徴や活用のメリット・デメリット、成功事例をご紹介
住んでいる地域や距離に関係なく自分の興味のある事柄やトレンドを共有できることで多くのユーザーが利用しているSNS「Twitter」。近年企業がマーケティングをする上で、Twitterは無視することができないほど重要な存在となっています。多くのユーザーが集まるからこそ、さまざまな意見や情報が集まるため自社商品やサービスを知ってもらうための情報発信の場にはうってつけと言えるのです。
しかしTwitterを利用したマーケティングは、その特性上ポイントを抑えなければ成功させることは難しいでしょう。今日のマーケティングとは違う進め方や模索が必要と言えるのです。今回は、Twitterマーケティングを進める上での効果的な戦略や成功事例を詳しくご紹介いたします。Twitterマーケティングを成功させるには、どんな戦略が効果的と言えるのでしょうか？また成功した企業にはどんな特徴があるのでしょうか？
Twitterマーケティングとは？
Twitterマーケティングとは、世界中で膨大な数のユーザーが利用しているSNS「Twitter」を利用したマーケティング方法です。情報の拡散力やリアルタイムの共有など、Twitterそのものの強みを生かしたマーケティングは、企業の大きさ問わず個人事業主も積極的に取り入れています。
またTwitterは複数のアカウントを作成できるため、企業内でも目的別にアカウントを使い分けることが可能になります。文章や写真、動画を駆使した魅力的な投稿はもちろん、ユーザーとのコミュニケーションも取れるため実際の生の声を聞くのにも効果的と言えるのです。
Twitterとは
Twitterは、140文字の文字と画像を投稿できるSNSの一つです。世界中の人が利用し、月間アクティブユーザー数は4500万人を超えると言われています。日本でも利用者数が多く、スマートフォンや5Gの普及で利用ユーザー数は増加傾向にあります。2022年にテスラやスペースXなどのCEOイーロン・マスクが買収したことでも話題になりました。
Twitterユーザーの特徴
Twitterを利用しているユーザーは、主に10代20代が中心です。しかし30代以降にも高い人気があり、実に幅広い世代がTwitterを利用していることで有名です。
Twitterは、さまざまなジャンルやトレンドを共有できるだけでなく、ユーザーや企業同士のコミュニケーションの場となっていることも人気の理由です。いち早く新しい情報や今見逃せない人気の話題も共有されるため、情報発信はもちろん情報収集にも利用されているSNSと言えるのです。
Twitterマーケティングのメリット
現代のマーケティングにおいて、影響力が強いSNSを利用することはとても重要です。中でもTwitterはユーザーの年齢層が若く、数多くの企業がTwitterを用いて情報発信を行っています。では、Twitterを用いたマーケティングには、どんな特徴があるのでしょうか？
拡散力の強さ
Twitterは、その拡散力の強さが注目されています。Twitterには、「いいね」と「リツイート」機能があり、特にリツイート機能がTwitterの拡散力を強固なものにしています。リツイートをされた投稿は他のユーザーに再投稿されるため、リツイートされればされるほど情報が拡散されたくさんの人の目に止まるようになるのです。
ただ、リツイートは「拡散したい！」「他の人にも共有したい！」と思ってもらえるような魅力溢れる情報でなければ難しいと言えるでしょう。季節的なイベントはもちろん個人の投稿やニュース・トレンドも話題になります。毎年4月1日のエイプリルフールで企業が投稿するおもしろい商品の数々も人気があり、中にはエイプリルフールネタだった商品が反響大きいために商品化したこともあるほどです。
ユーザー同士でコミュニケーションが取れる
本来SNSとは、不特定多数の人たちと交流ができるツールです。距離や場所関係なくどんな人でも情報発信が可能で、会話や画像・動画のシェアなどを楽しむことができます。
もちろん企業側にも恩恵があり、消費者の意見や声を聞くことにも役立ちます。既存のファンはもちろん、発信する情報やコミュニケーション次第では新規ファンの獲得も可能になるでしょう。ユーザーの声を聞きコミュニケーションを図ることで、求められているニーズや新商品開発のヒントを得られることもあります。
リアルタイムでの情報提供が強い
Twitterは、拡散力だけでなくリアルタイムの情報共有が盛んなSNSです。TLに流れてくる情報には終わりがなく、特に話題のスポーツやニュースは「ハッシュタグ」を付けて投稿することで多くの人が認知できるシステムとなっています。
ハッシュタグはフォロー・フォロワー関係なく全ユーザーが使えるため、話題になればなるほど認知度が向上します。リアルタイムでの情報共有は、話題性だけでなく新商品やサービスの認知向上にも役立つでしょう。
ターゲティングのしやすさ
幅広い年齢層のユーザーが利用しているTwitterは、常にたくさんの人がさまざまなジャンルの話題の会話で盛り上がっています。Twitterは主に10~20代の若者の人気を集めていますが、趣味の会話やさまざまな情報があるため40代や50代の世代のユーザーも多く利用しています。
世代が幅広いということは、それだけたくさんのユーザーに自社をアピールできるということです。ユーザーは性別・年齢・職業・家族構成・趣味もさまざまなため、マーケティングのターゲティングがしやすいのも大きなTwitterの魅力と言えるでしょう。
スペースが活用できる
スペースとはTwitterの機能の一つで、2021年4月に実装されました。文字ではなく複数のユーザーと実際に会話できる機能で、話すのはもちろん聞くだけでもまるでラジオのように楽しむことが可能になります。新商品の紹介や情報の発信はもちろん、普段あまり耳にする機会のない社内の裏情報や話などをユーザーに楽しんでもらうことができるのです。また意見交換の場としても活用することができるでしょう。
オーガニック投稿が可能
Twitterは、マーケティングに効果的と言えるオーガニック投稿が可能です。Instagramなどでも目にすることができるオーガニック投稿は、テーマやカテゴリーなどを決めてより洗練された情報に特化した投稿をするスタイルのことを指します。
ターゲティングしたユーザー層の興味を引く投稿ができるため、より注目を浴びやすく自社のアピールに繋げることができるのです。他のユーザーとシェアしたい！と思わせられる投稿であれば、高い拡散力も期待できます。
Twitterマーケティングのデメリット
どんなに優れたツールやシステムでもメリットがあればデメリットもあります。SNSという膨大な数のユーザーとの交流が楽しめるTwitterですが、その特性上マーケティングにおいて不利益になる可能性をはらんでいることを理解しましょう。
デメリットをはじめから知っているのと知っていないのとでは、今後何かトラブルが起こった時にできる対策が全く異なります。では具体的にTwitterマーケティングのデメリットとは、どんなことが挙げられるのでしょうか？
炎上する可能性が高い傾向にある
TwitterをはじめとするSNSで話題になることを「バズる」と表現しますが、日夜さまざまなニュースや情報が流れてきます。中には何気なく発信した情報や発言でも他ユーザーの捉え方次第で炎上することがあります。Twitterを利用するに辺り、そのリスクは比較的高いと言わざるを得ません。数多くのユーザーの目に止まるだけあって、一度炎上すれば鎮めるのは至難の業と言えるでしょう。
炎上が酷いと最悪企業イメージを損なうこともあるため、発言や情報には十分注意する必要があると言えます。またデマ情報も拡散されやすいので、誤解を生む内容にならないようにすることが大切です。投稿を炎上させないためにも、投稿前に複数人でチェックすることがおすすめです。
情報過多なため流れるのが速い
Twitterは、情報が非常に多いため流れるのも早い傾向があります。SNSという特性上仕方ないと言えば仕方ないのですが、お得な情報も人の目に触れずに流れてしまう可能性があるため対策が必要と言えるのです。具体的な対策としては、投稿時間を閲覧される時間に調整もしくは集中させたり同じ情報でも繰り返し発信したりするなどが考えられます。
結果が出るまでに時間がかかる
どんな大企業でも人気のインフルエンサーでも、アカウントを作った時のフォロワーは0人です。どんなことでもそうですが、0から成長させることは大変です。SNSマーケティングを進めることで企業のより良い成長を図るには、魅力的でユーザーにおもしろいと感じてもらえる投稿を定期的に投稿していくことやハッシュタグの積極的な活用などが必須となります。
またユーザーに見つけてフォローしてもらえるように、プロフィールや投稿内容の研究など分析と実施を欠かすことも大切になります。
効果的なTwitter戦略
Twitterマーケティングは、一般的なマーケティングとやり方が少し異なります。気軽に利用できるSNSという特性を十分に活用し効果的なマーケティングを進めるには、どんな戦略を実施するのが有効と言えるのでしょうか？
明確な目的の設定
Twitterを使ってマーケティング戦略を立てる際、明確な目的の設定が不可欠です。どんなユーザーにどんな情報を発信すれば良いのかは、アピールしたい自社商品やサービスによって全く異なります。
より効果的なマーケティング戦略をするには、KPIとKGIの設置が有効でしょう。KPIは、最終目標を達成するまでの中間目標数値のことです。反対にKGIは、最終的な目標数値を指します。KGIばかりに注目するのではなく、KPIを徐々にクリアしていきながら少しずつKGIを目指していくことで日々の成果を実感することができます。
目標を作らずに、計画を立てることは現実的ではありません。最初に明確な目的を設定し徐々に達成していくことがおすすめです。
ターゲティングの設定
どんなに有益な情報を発信し続けたとしても、情報を求めるユーザーの元に届かなければ意味はありません。より効果的な文章を考える時間や労力なども全て無駄となってしまいます。
Twitterマーケティングをする際、どんな年齢、性別、家族構成、職業など訴求するターゲットを絞り込むことはとても重要になります。そのために最も効果的なのが、「ペルソナ」です。「ペルソナ」とは、自社商品やサービスを求める顧客の典型例のことです。作り上げたペルソナ視点で分析することで、より情報を精査し求められる投稿やハッシュタグなどを利用することができるようになります。
定期的に同じ情報を繰り返し発信していく
Twitterは、情報の共有が早くお得な情報やおもしろいニュースがいち早くユーザーの元に届くのが魅力です。SNSの強みを生かし、ユーザーとのコミュニケーションを図れるのもマーケティングにおいて有利と言えるでしょう。
しかし反面、情報が溢れているだけでなくTLに流れるのも早いのであっという間に新しい情報に埋もれてしまうという特徴を持ちます。たとえ同じ情報でも、定期的に繰り返し発信していくことで新しいユーザーにも届く効果が期待できるのです。商品やサービスを求めているユーザーの元に届けば、より拡散される効果も期待できるでしょう。
効果的な投稿をする
Twitterは、最大140文字の文章と画像や動画を投稿できます。140文字というと短いように思えますが、書き方次第でユーザーの注目を集められる可能性が無限大です。
マーケティングを進める上で、たくさんの人の目に止まることや自社商品やサービスを知ってもらうことは大切なことです。会社を成長するためには、既存の顧客はもちろん、埋もれている潜在的な顧客の獲得も重要になるからです。
どんなに素晴らしい情報でも拡散されなければ、人の目に止まることはありません。せっかくたくさんの投稿をしているのに見られなければ、考える時間やチェックする手間がもったいないと言えるでしょう。お得な情報だけでなくオーガニック投稿や社員のアカウントで裏話を発信するなど、注目されやすい投稿を継続して投稿していくことが大切です。
投稿はフォロワーが活動的な時間帯にする
TwitterのTLは、情報が発信された日時順に投稿が表示されます。つまり、重大発表を真夜中や明け方に投稿しても目に止まったり話題になる可能性は低いと言えるのです。多くのユーザーの興味関心を引くのが目的なら、より閲覧される時間帯を狙って投稿するのが良いでしょう。
たとえば大手コンビニチェーン店であるローソンは、多くのユーザーが目にすることを期待して夕方に新商品の投稿をすることが多い傾向にあります。出勤時間や夕方、土日祝日などクリック率やエンゲージメント率を検証して効果的な時間を出すことがおすすめです。
ハッシュタグの活用
ハッシュタグは、トレンドになっている話題についていることが多くあります。積極的にハッシュタグを使うことで、情報を求めているユーザーに届きやすくなるだけでなく「いいね」「リツイート」やオーガニック投稿同様拡散による認知が期待できるようになります。
ハッシュタグは「#○○」と本文の前に入れることで、ハッシュタグ付きの投稿を全て閲覧できる記号のことです。同じ話題に興味を持つユーザーが集まりやすく、今話題のトレンドのタグを利用することができます。ただ、ハッシュタグを乱用すれば良いというものでもありません。必要に応じて活用することで、よりユーザーの反応を引き出す効果が期待できるでしょう。
分析と改善を怠らない
どんなマーケティングの計画でも、施策を実施して放置するだけでは更なる成長は見込めません。Twitterマーケティングも同様で、施策を行ったら必ず分析し必要に応じて改善をすることが大切です。
最終目標であるKGIを達成するための分析と、分析により見つかった問題点を改善するPDCAを繰り返すことでより洗練された情報をユーザーに届けることができます。無駄を省くことにも繋がるので、費用対効果も向上するでしょう。Twitterの分析には、下記のサービスが多く用いられるようです。
・Twitterアナリティクス
・SocialDog
・Tweriod
・user chart
・ツイプロ など
Twitterで可能なマーケティング施策
Twitterマーケティングを進める上で、施策が重要になります。効率よく効果的に自社イメージを向上し、新規顧客を獲得するにはTwitterでできる方法を試してみましょう。ではTwitterで可能なマーケティング施策にはどんなものがあるのでしょうか？
公式アカウントの設置
Twitterには、個人ユーザーと企業ユーザーが登録しています。ビジネスユーザーは全体の半分程だと言われており、多くの企業がアカウントを持って運営していることからマーケティングとしての有効性を実感することができるでしょう。
Twitterは、有料サービスを利用すれば公式アカウントとして利用することができます。サービスを利用することでユーザー名の横にチェックマークが入るため、一目で公式アカウントだと判別がつくのです。公式アカウントのメリットは、企業から発信する情報は信頼できて、かつお得な情報をフォロワーやユーザーの目に止まりやすいという点にあります。
キッコーマンの公式アカウントなどは、定期的に豆乳を使ったアレンジレシピなどの紹介を行っています。魅力的な画像も添付することで、販売促進の効果も期待できると言えるでしょう。
Twitter広告
Twitterマーケティングをする際、資金的に余裕があるのであれば広告を打ち出すことも効果的です。Twitter広告の中でも代表的なのが下記の5種類です。
1．プロモ広告
2．フォロワー獲得広告
3．Twitter Amplify
4．Twitterテイクオーバー広告
5．Twitterライブ
Twitter広告の目的は認知の拡大以外に、特定の条件のクリアやアクションが起こった場合広告料金が発生します。目的に合ったフォーマットの広告を活用することで、幅広いユーザーの目に止まることが期待できるのです。またTwitter広告はサブカテゴリも豊富です。画像や動画を用いたプロモ広告の場合、タイムラインに流れてくるのでコメントを送るユーザーも少なくありません。
Twitterキャンペーン
Twitterはお得な情報や自社商品のPRに繋がる情報の発信だけでなく、独自のキャンペーンを打ち出せるところもマーケティングにおいて魅力的と言えます。Twitterを利用するユーザーの中には、その手軽さからキャンペーンに参加する人も多くいます。キャンペーンと言ってもその種類は複数あり、もっとも代表的なのが「フォロー&リツイート」と言えるでしょう。
「フォロー&リツイート」は文字通り、アカウントのフォロー後対象ツイートをリツイートするだけでキャンペーンへの応募が完了します。
Twitterキャンペーンは、「フォロー&リツイート」以外にも
・「フォロー&ハッシュタグ付きコメント投稿」
・「フォロー&商品購入レシートを含む画像投稿」
・「インスタントウィン」を用いたキャンペーン
などが挙げられます。特にファミリーマートの公式アカウントなどが定期的に実施しているくじ引きタイプの「インスタントウィン」は、その場で結果が分かるためユーザーからも人気のTwitterキャンペーンです。
インフルエンサーの起用
TwitterやInstagramなどのSNSには、インフルエンサーという呼ばれるユーザーがいます。万単位という圧倒的なフォロワーを誇るインフルエンサーも多く、非常に強い影響力を持つユーザーです。企業の商品やサービスを発信する依頼を請け負うこともあり、たくさんのフォロワーに見てもらえるためヒット商品に繋がることも少なくありません。インフルエンサーの投稿を見たフォロワーからの「いいね」や「リツイート」で二次拡散も大いに期待できます。
Twitterマーケティングを進めるのなら、影響力のあるインフルエンサーとのコラボや起用などを視野に入れることは大切だと言えるでしょう。
Twitterマーケティングの成功事例
Twitterマーケティングは、現在さまざまな企業が行っています。大企業はもちろん、個人事業主も情報発信や商品のPRに使っているため、ジャンルや商品内容問わずありとあらゆる表現方法で登校を楽しむことができます。では、具体的にどのような企業がTwitterマーケティングで成功を収めているのでしょうか？具体的な成功事例を4社ご紹介いたしましょう。
①ローソン
大手コンビニチェーン店の中でも特にTwitter上で人気なのがローソン(https://twitter.com/akiko_lawson?s=20)です。Lチキやからあげクン、ウチカフェのロールケーキといったスイーツなど主力商品の多くが絶大な人気を誇るローソンは、定期的にキャンペーンを実施していることでも有名です。2023年2月時点でのフォロワー数は、750万人以上。
Twitter内でも絶大なフォロワー数を誇るローソンは、マスコットキャラクターである「あきこさん」が新商品の宣伝も行います。あきこさんのコメント付きの投稿は人気があり、宣伝だけではなく思わず頬が緩んでしまうような可愛さに溢れています。ついつい「いいね」を押したくなる商品画像付きの投稿は、ユーザーの購買意欲も刺激する魅力溢れるものばかりです。
頻繁に開催される「フォロー&リツイート」キャンペーンも活用しているため、今までローソンの商品に興味がなかった顧客の新規獲得にも貢献していると言えます。
②SHARP
電化製品を主力とする大手企業SHARP(https://twitter.com/SHARP_JP?s=20)もTwitterで公式アカウントを持ちTwitterマーケティングに成功している企業の一つです。フォロワー数は、2023年2月時点で、83万人以上。
中でも注目すべきなのが、SHARPのフォロワーは老若男女問わず非常に幅広い世代という点です。一見ターゲティングをしていないように見えるかもしれませんが、本来電化製品は生活と切っても切り離せないものであり多くの人が定期的に求める必需品と言えます。それを考えれば、SHARPに興味を示すユーザー層が幅広いのも納得がいきます。
またSHARPの投稿は、親しみやすいのも魅力の一つです。企業らしい情報発信の中に人間味溢れるユーモアも交えているため、ユーザーにとっても受け入れやすい印象になっています。その人気ぶりはTwitter上で「シャープさん」と呼ばれるほど。
話題になった投稿に対してリツイートやリプライも多いため、自社ブランドのイメージ向上にも効果的と言えます。
③ユニクロ
大手アパレルメーカーとして確固たる地位を築いているユニクロ(https://twitter.com/UNIQLO_JP?s=20)。Twitterマーケティングを成功させた企業の一つであり、2023年2月時点でのフォロワー数は144万人を突破しています。
国内だけでなく海外でも高い人気を誇るユニクロは、服飾系の商品を扱っているためお洒落な印象を与える投稿が多いのが特徴です。
日々悩む人も多いコーディネートの参考になる投稿は、ユーザーからも高い人気を誇ります。また新商品の宣伝投稿で興味深いのが、洋服の特徴を一目で分かるように工夫している点です。
例えば、UVカット加工のされている服は、「本当にUVカットができているのか？」の検証や「程よい透け感」「きれいめ・カジュアル」など思わずユーザーが試してみたいと思ってしまうような投稿や興味を惹かれる動画などが目白押しです。気になった商品の詳細は、投稿に記載されているリンクを押せばすぐにオンラインショップで確認することができます。
定期的におもしろい投稿をすることで、フォロワーはもちろん拡散されて目にしたユーザーの興味を引けるため認知度向上の効果が高いと言えます。新規顧客の獲得にもつながっています。
④任天堂
スーパーマリオやカービィなどの名作ゲームを世に送り出し、キャラクターグッズも絶大な人気を誇る任天堂(https://twitter.com/Nintendo?s=20)もTwitterに公式アカウントを持っています。フォロワー数は、2023年2月時点で、300万人以上。
ヘッダーとフッターにも大人気キャラクターであるマリオたちを目にすることができ、非常に親しみやすいデザインのアカウントといった印象を受けます。また最新のゲーム情報やゲームのプレイ動画をいち早く楽しめるのも任天堂ならではの魅力と言えるでしょう。Twitterでもバズりやすい動画の再生回数は非常に多く、ポケットモンスターやカービィ、ゼルダの冒険の最新作の動画再生回数もずば抜けて高い数字をたたき出しています。
ゲームに興味がないユーザーも、美しいグラフィックと楽しそうなプレイに興味を惹かれることでしょう。文章や写真だけでなく、動画の魅力を生かせているのは任天堂ならではの強みと言えます。新規顧客の獲得はもちろん、多くのユーザーの目に止まりやすいため認知度の向上にも成功しているのです。
まとめ
Twitterマーケティングは、拡散力やリアルタイムの共有などさまざまな強みがあります。マーケティングに利用すればメリットも多く、自社のPRや新規顧客の獲得、認知向上などに有効でしょう。効果的な戦略も幅広いため、上手に使えば企業の成長にもきっと役立つはずです。
反面デメリットがあるため、投稿内容には注意が必要です。Twitterマーケティングで成功している企業の宣伝方法などを参考にしても良いでしょう。Twitterマーケティングでさまざまな施策を実施し改善を繰り返すことで、自社に最も合った方法を模索してくださいね。
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